ホーム 健康になる過ごし方 ゴミ袋代、年間3,000円削減。「捨てない暮らし」が家計を助ける5つの理由

2026.01.15

ゴミ袋代、年間3,000円削減。「捨てない暮らし」が家計を助ける5つの理由

本記事の概要

  • 家計が楽になる具体的な理由
  • ゴミを減らすことで削減できる年間コスト(ゴミ袋代・食費・日用品費)の詳細
  • 八王子のマンション暮らしでも実践できる、無理のないゴミ削減5つの工夫
  • 「捨てない前提」で買い物・料理・保存をする新しい習慣の作り方
  • 環境にも家計にも優しい「がんばりすぎない」エコライフの始め方

「ゴミを捨てるのにも、お金がかかる」という現実

「またゴミ袋を買わなきゃ…」

スーパーで指定ゴミ袋を手に取るとき、ふと思ったことはありませんか?

「ゴミを捨てるために、お金を払っているんだな」と。

八王子市の指定ゴミ袋(可燃ごみ)は、サイズによって異なりますが、40リットル袋なら10枚入りで500円程度。
週に2回出していたら、年間で約5,000円がゴミを「捨てるためだけ」に消えていく計算です。

でも、「環境に優しい暮らしって、結局お金がかかるんでしょ?」

そんなふうに思っていませんか?実は、それは大きな誤解なんです。
「捨てない暮らし」は、地球にも優しく、お財布にも優しい、一石二鳥の賢い選択です。

「エコ=高い」は思い込み?実際に検証してみました

「環境に優しい暮らし」と聞くと、こんなイメージを持ちませんか?

  • 高いオーガニック商品を買わなきゃいけない
  • おしゃれなエコグッズを揃えなきゃいけない
  • 手間がかかって大変そう

確かに、形から入るとお金がかかります。でも、私たちが提案する「捨てない暮らし」は違います。

「買わない」
「使い切る」
「代用する」

これなら、初期費用はゼロ。むしろ、買わなくなる分だけ出費が減り、捨てなくなる分だけゴミ袋代も浮きます。
本当のエコは、新しいものを買うことではなく、今あるものを大切に使い切ることから始まります。

「捨てない暮らし」で年間いくら節約できた?

実際に八王子の家庭(夫・小学生・5歳児の4人家族)で、1年間ゴミ削減を意識した生活をしたシミュレーション結果をご紹介します。

年間削減額の詳細内訳

項目Before(年間)After(年間)削減額
ゴミ袋代約5,000円約2,000円-3,000円
食費(食品ロス削減)約70万円約64万円-6万円
日用品費(使い捨て削減)約3.5万円約2.5万円-1万円
合計--約7万円削減

※ゴミ袋価格は地域・時期により変動します

ゴミ袋代3,000円削減の仕組み

Before:週2回のゴミ出し

  • 可燃ゴミ袋(40L):週2枚 × 52週 = 年間104枚
  • 年間約5,000円

After:週1回のゴミ出し

  • 可燃ゴミ袋(40L):週1枚 × 52週 = 年間52枚
  • 年間約2,000円(小さいサイズも併用)

結果:年間約3,000円の削減

ゴミ袋代だけでなく、「捨てるもの」を減らすことで、食費や日用品費まで自然と下がっていきました。

「捨てない暮らし」が家計を助ける5つの理由

なぜ、ゴミを減らすと家計が楽になるのか?その仕組みを5つの視点から解説します。

【理由①】生ゴミの「水切り」だけで、ゴミ袋が半分に

生ゴミの約80%は水分と言われています。つまり、水を捨てているようなものです。

簡単な水切り方法:

  • 野菜くずは、ざるや新聞紙の上でしばらく水切り
  • お茶ガラやコーヒーかすは、しっかり絞ってから捨てる
  • 三角コーナーを「使わない」選択(その都度、紙にまとめて捨てる)

効果:

  • ゴミの重量が約30〜40%減
  • ニオイも激減
  • 40Lゴミ袋 → 20Lゴミ袋にサイズダウン可能

「コンポスト」や「生ゴミ処理機」をいきなり導入しなくても、水分を切るだけで可燃ごみの量は目に見えて変わります。

【理由②】野菜の「まるごと使い切り」で食材費もお金も無駄にしない

冷蔵庫の奥から、しなびた野菜が出てきて、そっとゴミ箱へ…。
それはそのまま、「お金を捨てている」のと同じことです。

まるごと使い切りアイデア:

部位普通は…使い切りアイデア
大根の皮むいて捨てるきんぴら
(ごま油+醤油+みりん)
ブロッコリーの茎硬いから捨てる薄切りにしてナムルやスープに
人参の葉そもそも葉付きは買わないかき揚げやふりかけに

ベジブロス(野菜出汁)の活用:
野菜の皮・ヘタ・芯などを冷凍保存しておき、たまったら水と少量の酒で20分煮るだけ。味噌汁やスープのベースになります。

家計への影響:
週に200〜300円分の「捨てていた食材」を一品にできれば、年間1万〜1.5万円分の価値を取り戻せます。

【理由③】使い捨てを減らすと、「買い足し」の頻度が激減

ラップ、アルミホイル、キッチンペーパー、紙ナプキン…。
キッチンには「いつの間にか増えている使い捨てグッズ」がたくさんあります。

少しだけ「繰り返し使えるもの」に置き換えてみると:

使い捨て品代替案年間節約効果(目安)
ラップ蓋付き保存容器・お皿+小皿でフタ約1,500円
キッチンペーパーふきん+古Tシャツを小さく切ったウエス約2,400円
ペットボトル飲料水筒・水出し麦茶約15,000円

全部を変えなくても、「よく使う1〜2アイテム」から見直すだけで十分効果があります。

【理由④】買い物の「回数」が減ると、ムダ買いも減る

使い捨てグッズや加工品を買う回数が減ると、「ついで買い」も自然と減っていきます。
スーパーやドラッグストアに行くたびに、こんなことはありませんか?

  • 「新商品」のお菓子をカゴに入れてしまう
  • 安売りにつられて予定外のものを買ってしまう
  • 「一応ストックを…」と、家にあるのに追加で購入

「買うものを減らす」=「店に行く回数が減る」=「ムダ買いが減る」という、嬉しい連鎖が生まれます。

【理由⑤】「本当に必要か?」を考える習慣がつく

ゴミを減らす意識を持つと、買い物の前に自然とこう考えるようになります。

「これ、本当に必要?」
「家にあるもので代用できない?」
「使い切れる?」

この「一呼吸置く習慣」が、衝動買いを防ぎ、無駄な出費を劇的に減らしてくれます。

ゴミを減らすことは、暮らしの贅肉を落とし、本当に大切なものだけを残す作業です。

今日からできる!「捨てない暮らし」3つのステップ

全部を一気に変える必要はありません。「これならできるかも」と感じるものから、ひとつだけ始めてみてください。

ステップ①:生ゴミの"水切り"を習慣にする

やることはシンプル:

  1. 三角コーナーの代わりに、ボウル+ザル or 新聞紙をセット
  2. 野菜くずやお茶ガラは、ここに入れて水分を切る
  3. ある程度たまったら、新聞紙ごとギュッと丸めて燃えるゴミ袋へ

水分が少ないだけで、ゴミ袋が軽くなり、ニオイもぐっと減ります。「夏の生ゴミ問題」が少し和らぐだけでも、気持ちがかなりラクになります。

ステップ②:週1回の「残りもの一掃メニュー」を決める

おすすめは、金曜か土曜の夜。冷蔵庫を開けて、「そろそろ使わないと危ないかも…」な食材を全部出してしまいましょう。

一掃しやすいメニュー例:

メニュー使い道
カレー・シチューなんでも野菜OK、少量ずつ消費できる
野菜スープ・ミネストローネ半端野菜の救済にぴったり
チャーハン・オムライスごはんと一緒に一気に片付く
お好み焼き・チヂミ刻んだ野菜を何でも混ぜ込める

「今日は冷蔵庫をキレイにする日だよ〜」と宣言して、子どもと一緒に具材を選ぶのも楽しい時間になります。

ステップ③:「使い捨て1つだけ」やめてみる

いきなりゼロにしなくてOKです。「まずは1種類だけ」を目標にしましょう。

例:ラップを減らしたい場合

  • 残ったおかず → お皿ごと冷蔵庫へ(上に小皿を伏せてフタ代わり)
  • よく使う分だけ保存容器を揃える(最初は2〜3個で十分)
  • ラップは「本当に必要なときだけ」に使う

例:キッチンペーパーを減らしたい場合

  • テーブル拭き → ふきんに切り替え
  • 油汚れ → 古Tシャツを小さく切ったウエスを使って捨てる

「ゼロ」にしなくていい。「今よりちょっと減らす」が、いちばん続きます。

「完璧」を目指さない、ゆるいゼロウェイスト

ここで大切なお話を。

「ゼロウェイスト」という言葉を聞くと、「ゴミをゼロにしなきゃ」と思ってしまいがちですが、完璧を目指す必要はありません。

80%できれば上出来

  • 生ゴミの水切りは毎回できなくてもいい
  • たまには使い捨てラップを使ってもいい
  • 疲れた日はペットボトルのお茶を買ってもいい

「できるときに、できることを」

それで十分です。100点を目指して挫折するより、60点を続ける方が、結果的に大きな効果を生みます。

「がんばってる自分」を褒める

ゴミ袋が小さくなった。今週は食材を使い切れた。水筒を持ち歩く習慣がついた。
そんな小さな変化を、ぜひ自分で認めてあげてください。

環境のためでも、節約のためでもなく、まずは「自分が気持ちいいから」続ける。

それが、長く続けるコツです。

ゴミ袋代3,000円の先に、何を足したい?

ここまでの工夫で、たとえば:

  • ゴミ袋代 年間約3,000円削減
  • 食材のムダ 年間数千円〜1万円分削減
  • 使い捨てグッズ 年間数千円削減

トータルで、年間1〜2万円分くらいの余白が生まれることも、決して夢物語ではありません。
では、その余白を、何に使いたいですか?

  • いつもよりちょっといい卵(平飼い卵)
  • 農家さんの野菜セットを、月に1回だけお試し
  • 添加物の少ない調味料(本醸造醤油など)
  • 家族で出かける、自然の中での1日

「捨てるお金」を減らすことは、「自分たちのために使えるお金」を増やすことです。

最後に:心地よい節約は、地球にも優しい

いかがでしたか?

「エコ活動」と聞くと、なんだか意識高くて大変そう…と思うかもしれません。でも、「ゴミ袋代を減らしたい」「無駄な出費を減らしたい」という、家計を守るための動機で十分なんです。

  • 生ゴミの水を切る
  • 冷蔵庫の残りものを使い切る
  • 使い捨てを1つだけ減らしてみる

そんな小さな積み重ねが、年間3,000円の節約になり、さらには地球環境を守ることにもつながります。

「環境のためにがんばる」のではなく、「自分たちが気持ちよく暮らすために、ついでに環境にも良いことをする」くらいの距離感で、大丈夫です。

この「自然派ライフ」では、これからも八王子・三多摩エリアの暮らしに寄り添った、無理のないエコのヒントや、家計にもやさしい自然派の選び方をお届けしていきます。

ゴミを減らすことも、添加物を減らすことも、「何かを足す」より「少し引いてみる」ことから始まります。

  • 買いすぎない
  • 捨てすぎない
  • がんばりすぎない

そんな「引き算の暮らし」が、気づけば心にも家計にも、ちょうどいい余白をつくってくれます。
そして、その余白で選ぶものが、家族の体をつくり、日々の気分をつくっていきます。

もし「浮いたお金で、ちょっとだけいい野菜や調味料を試してみようかな」と思えたら、その一歩もまた、立派な自然派ライフです。

そして、もし「ゴミの出ない、美味しい野菜」を手に入れたいと思ったら、私たちが信頼している生産者さんの野菜も、ぜひ一度試してみてください。過剰な包装のない、土のついた野菜。それは、ゴミが出ないだけでなく、生命力に溢れた「丸ごと食べられる」ごちそうです。

今日も、あなたらしい「心地よい選択」を。
「全部は無理」でも、「これだけならできるかも」という小さな一手を、キッチンから始めてみてくださいね。

SNSシェア

KEYWORD

話題のキーワード

Similar articles

本記事と似ている記事

  • 平日は頼って、週末は丁寧に。超加工食品との「心地よい距離感」の作り方

    2026.01.27

  • 1日30分の心の余白が生まれた。『冷蔵庫の中身』をAIに伝えるだけの、献立革命

    2026.01.26

  • それは「本当に欲しいもの」ですか?ストレス買いを卒業する、魔法の問いかけ

    2026.01.25