ホーム 健康になる過ごし方 冷凍野菜だけで作る5日分の「決め打ち献立」

2026.02.24

冷凍野菜だけで作る5日分の「決め打ち献立」

本記事の概要

  • 冷凍野菜「5種類」だけで平日5日間の献立が組める
  • 月曜〜金曜の「メイン+副菜+汁物」を曜日別にご紹介
  • すべてのレシピが15分以内・凍ったまま調理OK
  • 週末にまとめて買える「買い物リスト」つき
  • 炒め物だけじゃない、煮物・蒸し物・スープまでカバー

「今日のごはん、何にしよう」その時間、実はいちばん疲れませんか

仕事を終えて、保育園にお迎えに行って、スーパーに寄って。帰宅した瞬間にはもうヘトヘトなのに、「さて、何を作ろう」とゼロから考えなきゃいけない。

献立を考える時間は、実は料理そのものよりもエネルギーを使う作業だったりします。

冷蔵庫を開けて、あるものを確認して、頭の中でメニューを組み立てて、足りないものを思い出して……。そのプロセスが毎日続くと、「料理が嫌い」なんじゃなくて、「考えるのに疲れた」だけだった、ということも少なくありません。

疲れの正体は、料理じゃなくて「決めること」かもしれない。

この記事では、そんな毎日の「考える負担」をゼロにするために、冷凍野菜だけで作れる月〜金の5日分の献立をまるごとお届けします。

メイン・副菜・汁物の3品をセットで、すべて15分以内に完成するレシピだけで構成しました。週末に冷凍野菜を買っておけば、平日はもう「今日どうしよう」と悩まなくて大丈夫です。

使うのはこの5種類だけ。週末にまとめ買いリスト

今回の5日間献立で使う冷凍野菜は、どれもスーパーの冷凍食品コーナーで手に入るものばかり。特別なものは何もありません。

No.冷凍野菜目安量(1週間分)選んだ理由
1冷凍ほうれん草1袋(200〜300g)和洋中どんな味つけにも合う万能選手
2冷凍ブロッコリー1袋(250〜300g)彩り・栄養価・食べごたえの三拍子
3冷凍揚げなす1袋(300g)すでに油で揚げてあるからコク出しに最適
4冷凍かぼちゃ1袋(300〜350g)甘みがあって子どもも食べやすい
5冷凍和風野菜ミックス1袋(300〜400g)さといも・にんじん・れんこん等がまとめて入っている

5種類すべて合わせても1,000〜1,500円程度。生野菜をあれこれ買いそろえるよりも、コストが安定しやすいのも冷凍野菜のうれしいポイントです。

この5種類以外に、卵・豆腐・鶏むね肉(または豚こま肉)・ツナ缶・ちくわなど、手頃なたんぱく質食材を組み合わせます。こちらも特別なものはないので、いつものお買い物のついでにどうぞ。

月曜日〜金曜日、5日間の献立とレシピ

ここからは、曜日ごとに「メイン・副菜・汁物」の3品をセットでご紹介していきます。

すべてのレシピに共通するルールは3つだけ。

ルール内容
凍ったまま調理解凍の手間なし。フライパンや鍋にそのまま投入
加熱は短めに冷凍野菜はブランチング済み。生野菜の2〜3割の加熱時間でOK
汁ごといただくスープや味噌汁なら、溶け出した栄養素もまるごと摂れる

この3つのルールは、冷凍野菜をおいしく使うための基本原則です。詳しく知りたい方は「野菜高騰でも食費を抑える。冷凍野菜『5つのメリット』と使いこなしのコツ」の記事もあわせてどうぞ。

月曜日:週のはじめは"がんばらない"がテーマ

週明けの月曜は、いちばん体力を温存したい日。手を動かす時間を最小限にできるメニューからスタートします。

メイン:鶏むね肉と冷凍ブロッコリーの中華風蒸し焼き(約12分)

耐熱皿にひと口大に切った鶏むね肉を並べ、酒・塩を軽くふります。その上に凍ったままの冷凍ブロッコリーをのせて、ふんわりラップをかけ、電子レンジ600Wで5〜6分加熱。仕上げにごま油と鶏ガラスープの素を混ぜたたれをかけるだけ。フライパンすら使わない、洗い物ミニマムの一品です。
※火の通り加減を確認しながら加熱時間を調整してください。

副菜:冷凍ほうれん草のおひたし(約3分)

冷凍ほうれん草を耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで1分半〜2分加熱。水気をしぼって、めんつゆ(2倍濃縮を小さじ2程度)をかけ、かつお節をのせたら完成。

汁物:冷凍かぼちゃの味噌汁(約8分)

鍋に水とだしパックを入れて火にかけ、沸いたら凍ったままの冷凍かぼちゃを3〜4切れ入れます。かぼちゃがやわらかくなったら(3〜4分)味噌を溶き入れるだけ。かぼちゃの甘みが出汁に溶けて、ほっとする味に仕上がります。

月曜は「レンジとお鍋だけ」。フライパンは明日から。

火曜日:ちょっとだけ"ごはんが進む"味にしたい日

火曜は少しリズムが戻ってくる頃。ごはんに合う、しっかりめの味つけで。

メイン:豚こま肉と冷凍揚げなすの味噌炒め(約10分)

フライパンに油を熱し、豚こま肉を炒めます。色が変わったら凍ったままの冷凍揚げなすを加え、2〜3分炒め合わせます。味噌・みりん・砂糖を各大さじ1ずつ混ぜたたれを回しかけ、全体にからめたら完成。揚げなすが油を含んでいるのでコクが出て、味噌との相性が抜群です。

副菜:冷凍ブロッコリーのおかかマヨ和え(約5分)

冷凍ブロッコリーを耐熱容器に入れ、水大さじ1を加えてラップをし、電子レンジ600Wで2分半〜3分加熱。水気を切り、マヨネーズ大さじ1とかつお節をひとつかみ加えて和えるだけ。お弁当にもそのまま入れられます。

汁物:冷凍ほうれん草と卵のスープ(約7分)

鍋に水400mlと鶏ガラスープの素小さじ1を入れて沸かし、凍ったままの冷凍ほうれん草をひとつかみ加えます。再び沸いたら溶き卵をまわし入れ、塩こしょうで味をととのえて完成。

水曜日:週の折り返し、"やさしい味"でひと息つく

水曜は一週間のちょうど真ん中。煮物のやさしい味わいで、ちょっとだけ気持ちをゆるめる日に。

メイン:冷凍和風野菜ミックスと鶏肉の白だし煮(約15分)

鍋に水300mlと白だし大さじ2を入れて火にかけ、沸いたらひと口大に切った鶏むね肉(または鶏もも肉)と凍ったままの冷凍和風野菜ミックスを入れます。ふたをして弱〜中火で10分ほどコトコト煮るだけ。さといもやにんじん、れんこんに出汁がしみて、まるで手間をかけた煮物のような仕上がりに。

副菜:冷凍かぼちゃのバター蒸し(約5分)

耐熱容器に冷凍かぼちゃを3〜4切れ並べ、バター(またはマーガリン)をひとかけのせて、ふんわりラップ。電子レンジ600Wで3分加熱するだけで、ほくほく甘い一品が完成します。お好みで塩をほんのひとふり。子どものおやつにもなります。

汁物:冷凍揚げなすの味噌汁(約8分)

鍋にだし汁を沸かし、凍ったままの冷凍揚げなすを3〜4個入れます。2〜3分煮たら味噌を溶き入れて完成。揚げなすから出る油のコクで、いつもの味噌汁がワンランクおいしくなります。刻みネギをちらすと彩りもアップ。

水曜の煮物は、がんばった自分への「おつかれさま」。

木曜日:あと一日を乗り切る、元気の出る味

木曜になると疲れもピーク。にんにくやごま油の香りで、もうひと踏ん張りの活力を。

メイン:冷凍ブロッコリーとツナのペペロンチーノ風炒め(約10分)

フライパンにオリーブオイルとにんにく(チューブでOK)を入れて弱火で香りを出し、凍ったままの冷凍ブロッコリーを加えて中火で2〜3分炒めます。ツナ缶(油ごと)を加え、塩と鷹の爪(お好みで)で味つけしたら完成。パスタの副菜にもなるし、これだけでメインにもなる頼れるやつです。

副菜:冷凍揚げなすのめんつゆ煮びたし(約5分)

耐熱容器に凍ったままの冷凍揚げなすを並べ、めんつゆ(2倍濃縮を大さじ2)と水大さじ2、おろししょうがをひとかけ加えて、ラップをして電子レンジ600Wで3分加熱。そのまま2〜3分置いて味をなじませます。作り置きにもなるので、多めに作ってもOK。

汁物:冷凍和風野菜ミックスのけんちん汁風(約10分)

鍋にごま油を熱し、凍ったままの冷凍和風野菜ミックスをざっと炒めます。水400mlとだしパックを加えて5〜6分煮て、醤油小さじ2と塩少々で味をととのえたら完成。ごま油の香ばしさが根菜の甘みを引き立てて、身体があたたまる汁物になります。

金曜日:"お疲れさまの金曜日"は、パパッと完了

金曜の夜は「早く食べて、ゆっくりしたい」。調理工程がいちばん少ないメニューで、最速で食卓を完成させましょう。

メイン:冷凍かぼちゃと豚こまのカレー風味炒め(約10分)

冷凍かぼちゃを電子レンジ600Wで2分ほど加熱して半解凍にしておきます。フライパンに油を熱して豚こま肉を炒め、半解凍のかぼちゃを加えてさらに2〜3分。カレー粉小さじ1・醤油小さじ1・みりん小さじ1で味つけすれば完成。カレーの香りが食欲をそそる、金曜にぴったりの一品です。

副菜:冷凍ほうれん草とちくわのごま和え(約5分)

冷凍ほうれん草を電子レンジ600Wで1分半加熱し、水気をしぼります。薄切りにしたちくわと合わせて、すりごま大さじ1・砂糖小さじ1・醤油小さじ1で和えるだけ。ちくわのうまみが加わるので、子どもにも食べやすい味になります。

汁物:冷凍ブロッコリーとかき玉の中華スープ(約7分)

鍋に水400mlと鶏ガラスープの素小さじ1を入れて沸かし、凍ったままの冷凍ブロッコリーを4〜5房入れます。2分ほど煮たら、溶き卵をまわし入れて、ごま油を数滴たらせば完成。月曜のほうれん草スープとは違う食感で、一週間の最後を締めくくります。

金曜は最速で終わらせて、自分の時間を取り戻す日。

5日間の献立を一覧にまとめると

曜日テーマメイン副菜汁物
がんばらない鶏むね肉と冷凍ブロッコリーの中華風蒸し焼き冷凍ほうれん草のおひたし冷凍かぼちゃの味噌汁
ごはんが進む豚こまと冷凍揚げなすの味噌炒め冷凍ブロッコリーのおかかマヨ和え冷凍ほうれん草と卵のスープ
やさしい味和風野菜ミックスと鶏肉の白だし煮冷凍かぼちゃのバター蒸し冷凍揚げなすの味噌汁
元気が出る冷凍ブロッコリーとツナのペペロンチーノ風冷凍揚げなすのめんつゆ煮びたし和風野菜ミックスのけんちん汁風
最速で終了冷凍かぼちゃと豚こまのカレー風味炒め冷凍ほうれん草とちくわのごま和え冷凍ブロッコリーとかき玉の中華スープ

5種類の冷凍野菜が、曜日ごとに「メイン→副菜→汁物」とポジションを変えながら登場するので、同じ素材でも飽きにくい構成になっています。

「完璧な献立」じゃなくて、「続けられる献立」がいい

この献立は、あくまで「ひとつの型」です。

月曜と木曜を入れ替えてもいいし、副菜だけ別のものにアレンジしてもいい。「冷凍揚げなすが好きだから火曜のメインを2回やろう」でも全然OK。

大切なのは、「毎日ゼロから考える」をやめること。献立の「型」がひとつあるだけで、平日の夕飯づくりは驚くほどラクになります。

全部を完璧にこなす必要はありません。「今日は副菜だけ省略しよう」「汁物はインスタントにしよう」。そんな日があっても、ちゃんと食卓は回っていきます。

冷凍野菜を使うことを「手抜き」だと感じる必要はどこにもありません。限られた時間とお金の中で、家族の食卓を整える工夫。それは「手抜き」じゃなくて「段取り上手」です。

がんばりすぎない献立が、いちばん長く続く献立。

最後に:冷凍庫に「5種類」あるだけで、平日はもっとやさしくなる

野菜が高い。時間がない。献立が思いつかない。

そんな三重苦のような平日でも、冷凍庫に5種類の冷凍野菜があるだけで、「今日のごはん、どうしよう」のプレッシャーからふっと解放されます。

もし週末にスーパーへ行く予定があれば、冷凍食品コーナーでこの5種類を手に取ってみてください。月曜の夕方、帰宅して冷凍庫を開けたとき、きっと「あ、もう決まってるんだった」と思えるはずです。

自然派ライフでは、「がんばりすぎない暮らし」のヒントを、これからもお届けしていきます。毎日の食卓が、少しでもラクに、少しでもやさしくなるような「ちょっといい選択肢」を、一緒に見つけていけたらうれしいです。

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